母の日2021年
昨日は母の日でしたね。
皆さんの中にも母の日にお母さんに感謝の気持ちを伝えたり、何かプレゼントをした方もいらっしゃると思います(⌒∇⌒)
今日は、私の母の日について書いていこうと思います。
私は、母の日は昨年までほとんど何もできていませんでした。
というのも、去年まで私は働くことが十分にできていなくて、母にプレゼントなどするお金もないという状態でした。
それならば感謝の気持ちを伝えたり、よくCMとかで見る、
「母の日はカレーを作ろう」
みたいな感じで、何か料理をしたりすればよかったのですが、私は素直な娘ではない上に、去年までは春はうつ病の症状も強くなる時期で、料理すらも作る元気や意欲もわいてこなくて、母の日はずっとスルーしてきてしまっていました。
というか、母に何か恩返しらしきことをするどころか、まともに働くこともできず、家事もちゃんとできないっていう自分の状況に自分自身いら立っており、その苛立ちを自分の中でとどめていられずに、母に対していら立った態度で接してしまう年もあり、母の日は私の母にとってはむしろ嫌な気持ちになることが多かったのではないかとすら思っています。
20代の半ばにもなってこんな状態なのが本当に申し訳なくて、今まで病気のことなどで他の同年代の子たちよりも子育てで苦労したところがたくさんあっただろうに、そんだけ苦労して育てた娘がこのありさまでは、母は本当に救われないのではないか。もっとちゃんとした娘だったなら、母も今はもっと楽に生活していたはずなのに。本当に自分は何をやっているのか。
自責の念に苛まれはするものの、結局何をすることもできなかったので、母の日はあまりいい思い出はありませんでした。
でも、今年は例年とは少し違った母の日になりました。
前回のブログにも書きましたが、
ここ何か月かは今までよりも長い時間働くことができるようになっており、中古とはいえパソコンを買う余裕もできています。
ということは、当然、母に何かをプレゼントする余裕もあるというわけです。
そこで、何をプレゼントしたら喜んでくれるかな、と考えてみたところ、
「お母さん、マッサージ行ったことないんだよね。行ってみたいなぁ。」
と話していたのを思い出しました。
毎日、家計を支えるために頑張って働いてくれているから、マッサージに行って疲れを癒してくれたらいいかな、と思いつきました。
他にも、財布とかアクセサリーとか身に着けたり使ったりするものもいいな、と思ったのですが、私はあまりセンスがなく、母が喜ぶようなものを選ぶ自信がなかったので、マッサージのほうが喜んでくれるかな、と思ってマッサージ代を渡すことにしました。
「これでマッサージとか行ってきて。」
と言い、お金を渡すと、
「え、いいの!?こんなうれしいことがあるんだね。ありがとう。」
と、母は目を潤ませて喜んでくれました。
なんだか、私が予想していたよりもとても喜んでくれて、大したプレゼントをしたわけじゃないけど、私もうれしい気持ちになりました。
これまで、たくさん心配や苦労をかけてきたし、その中で数えきれないくらい衝突もしてきたけど、母が私のことを大切に思ってくれているのはすごく伝わっていたし、私が外でうまく話ができなくて家でイライラが抑えられなくてめちゃくちゃな態度をとることも少なくなかったのに、見放すことなく今まで育ててくれたことは本当に感謝しています。
マッサージ代ぐらいでは全く足りないし、一日でも早く自分の面倒は自分で見れるようになって、母が働かなくてもいいようにしたいと思っています。
それがいつになるかが私の体調次第なところもあって、そこがまた申し訳なくて仕方がないですが、母が今回すごく喜んでくれたことで、私ももっと頑張ろう、と心から思うことができたので、これからもできることを増やして自立していけるように、前に進んでいきたいと思います。
...というか、母の日にマッサージ代渡せたのは良いけど、今の世間の状況的にマッサージは行くの難しいかな( ´・ω・`)と今さら思うのであった。
私の詰めが甘さ( ´・ω・`)
ま、マッサージじゃなくても母の好きなことに使って貰えたらいっか!