宗教団体ホイホイ
これは確か、大学も行かず、アルバイトもしていなかった時期くらいだったと思う。
クリスマスが近い時期だったな。
その時期は病院の先生から、
「散歩ができるときには散歩をしなさい」
と言われていたので、1人で散歩に出かけることが多かった。
私は、午前中は調子が悪くて動けないことが多かったから、夕方から家を出て散歩をすることが多かった。
あるとき、歩いていると、知らない外国人が3人くらい近づいてきて、
「すみません、ちょっとお話いいですか?」
と片言の日本語で話しかけてきた。
そのときは、誰かに話しかけられることも滅多に無かったから、なんとなく話を聞くことにした。
話を聞いていると、彼らはキリスト教の勧誘のために私に話しかけてきたことがわかった。
結構長々と話をされたが、宗教には何の興味も無かったので、正直何を言ってるのかよく分からなかった。
15分くらい立ち話をされた所で、今度は近いうちにあるキリスト教の集会の説明を長々されそうだったので、さすがに
「ちょっとこの後予定があるので...」
と言ってその場を離れようとしたら、
「これ、教会の案内です」
とパンフレットを渡されて解放された。
散歩が終わって家でパンフレットを読んだけど、やっぱり何を言ってるのかわからなくて捨てた。
その1週間後、夕方から家を出て散歩をしていたら、また知らない外国人がこちらに来て、
「ちょっとお話いいですか?」
と聞いてきた。
私は、
「今忙しいので(´-ι_-`)」
とクールに立ち去りました。
短期間に2回も宗教の人に声をかけられるなんて、私はきっと神の救いをもとめているような不幸なオーラがきっと出ていたんだと思う。
こんな見た目してたしな。
でも、私は神様は信じちゃいないんだ。
だって、神様がいるなら、何で私の人生はこんなにふんだり蹴ったりなんだよ。
神様を信じたって幸せになれるわけじゃない。
うーん、でも、私の前に高橋一生を連れてきてくれたら信じてあげてもいいかな。
おまけ
美女と野獣のベルになりきってみた