優雅に
今日は、午前中にお散歩に出かけ、その後はちょっとランチに行こうかな、と思って、パスタのお店に行ってきたよ!
でも、1人でお店に入る時点で結構緊張した。
いざ入り、窓から景色がよく見える席に座った。
店員さんがメニューを持ってきてくれ、こう言った。
「ご注文決まりましたら声掛けてくださいね」
そう言って立ち去って行った。
そうだ、このお店呼び出しボタン式じゃないんやった...!
「すみません」って自分で言う式やった...!
そのお店は割と広かった。
そんな状況で、店員さんに聞こえるような声で
「すみません」
を言わなければならないとは過酷だっ!
しかも、こういうときに限って店員さん私の方に来てくれない。
来てくれたら目でテレパシーを送れば気づいてくれることがあるんだけど...。
そんなことを考えながら、店員さんの様子を伺っていると、ようやく店員さんがこっちを向いた。
すかさず私は手を挙げて、店員さんが注文を聞きに来てくれた。
長かったぜ...('、3_)_
そして注文をしたのだけど、注文するときに料理名を言うのも場面緘黙症にとっては難しい場合がある。
私は、メニューを指さし、か細い声で
「あの...これでお願いします」
と言った。
そして、数分後。
パスタが来たので、海を見ながら食べたよ。
優雅でしょ?
スモークチキンのずんだソースパスタで、めちゃくちゃ美味しかったです😋
頑張って注文してよかった。
ちなみにぶたたも食べたそうにパスタをじーっと見てるけど、頑張って注文したのは私だから君にはあげられないのだ。
このように、場面緘黙症の人々にとって、店員さんを呼んで注文することはすごく大変である。
私のようにやっとの思いで注文している人もいれば、注文ができなくて、行きたいお店があっても、食べたいものがあっても、外食ができない人もいる。
お店で注文することは、場面緘黙症の人達にとっては大チャレンジだったりするのです。