日直
小中学生の頃、嫌で嫌で嫌で嫌でたまらないことがあった。
それは、日直の日である。
日直というシステム滅ばねぇかなとか考えたり、日直の日に学校を爆破するにはどうしたらいいのか真剣に考えたりしていたな。
でも、いくら願ったって日直というシステムは滅ばないし、学校を爆破することもできなかった。
なぜ、私がこんなに日直を嫌がっていたのか理由を述べたい。
日直の日にしなければならないことをまとめようと思う。
まず、朝の会の司会。
日直の人は、みんなの前に出て、朝の会の司会をしなければならないのだ。
みんなの前で、みんなに聞こえるように話さなければならない。
場面緘黙症の私にとって、こんなのハードすぎるのだ。
そして、朝の会に日直に1分間スピーチをさせる先生もいた。
生徒達に話す能力をつけてもらうためにやっていたのだろうが、そんな先生は私から見たら悪魔にしか見えなかった。
私は1分間スピーチのときは頭が真っ白になって、いつまでもみんなの前で棒立ちになっていた。
そのときのいたたまれなさは今でも忘れられない。
そして、授業開始と授業終了の挨拶も日直の号令によって行われる。
これもまじで辛かった。
号令も、みんなに聞こえるようにしなければならない。
私が号令すると、みんなに聞こえなくて、結局何回も言わないといけなかったこともよくあった。
恥ずかしすぎて、穴があったら入りたかった。
そして、帰りの会の司会進行。
これも、朝の会同様、皆の前で進行しなければならなかった。
辛かった。
後は、ちょっとした雑用や学級日誌の記録もしないといけなかったが、私はとにかく皆の前で声を出さなければならないのが嫌で嫌で仕方なかった。
それでも、小中学生のときは、自分が場面緘黙症であることは知らなかったから、先生に配慮を求めることも無く、頑張ってなんとかやっていたが、日直の前日なんて毎回眠れなかったな。
本当によく頑張ったと思う。
おまけ
なお家に新しいお友達が来たぶぅ🐽
もっともっとお友達を増やして、こぶた小屋を作るぞー!(^🐽^)