給食の納豆
今週のお題「納豆」
皆さん、納豆は好きかい?
納豆は好き嫌い分かれる食べ物な印象があるが、私は好きでも嫌いでもない。
でも、葱と卵が入ってるのはすごい美味しいと思う(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”
そんな納豆だが、家で食べるのは別に何も思わずに食べるのだが、昔、学校に通っていた頃、給食に納豆が出たときに非常に困っていた。
理由はただ1つ。
食べるのが恥ずかしいからだ。
私は場面緘黙症だ。
場面緘黙症の当事者の中には人前で何かを食べることができない人達もいるし、給食を食べることができなくて困っている子ども達もいる。
私は食欲がとても旺盛な子どもだったからか、給食はなんとか食べることが出来ていたが、納豆だけは給食で食べることが難しかった。
納豆はねばねばしている。
ねばねばしているから、口に入れた際に、唇から糸を引いてしまうことがある。
周りの子がそうなっているのを見るのは何も思わなかったのだが、自分が唇から糸を引いてしまうことは恥ずかしくて恥ずかしくて耐えられなかったのだ。
なんというか、汚いことをしているのではないかという気になっていたのである。
さらに、納豆を食べるためにはカップを開けて、カップにタレをいれて、混ぜなければならない。
これがまた恥ずかしかった。
私は他のメニューの給食を食べることはできていたが、やはり動くのが難しくなる緘動もあったため、この作業のために手を動かすことに凄まじい抵抗があった。
混ぜるにしても、緊張状態にある手を動かす私の様子がカクカクしてしまい、周りの子達から変に思われるんじゃないか、と思うと恐ろしく、私は給食で出た納豆を食べることができなかった。
というわけで、私は納豆を給食で食べることができずに、納豆嫌いを装って、いつも残してしまっていた。
ごめんよ、納豆😢