うつ病と片付け
今週のお題「わたしの部屋」
毎年大晦日に毎年行っていたのが家の掃除でした。
恥ずかしい話、私は所謂片付けができない女です。
母にどやされながらも何とかきれいな部屋にすることができてはいましたが、数か月たてば元通りの汚い家になってしまいます。
うつ病になってからはさらに酷くなりました。
うつ病になる前は家族に言われれば掃除に取り掛かることができていたし、それなりにきれいな家にすることができていましたが、うつ病になってからはそれができなくて汚れたままの家で新年を迎えることが増え、今年の大みそかもお風呂と自分の部屋の掃除をするように母から言われていたのにできず、昨年から引き続き正直きれいとは言えない部屋で過ごしています。
また、うつ病になる前は食器洗いは私の担当でしたが、いつの間にか全くできなくなって母親がやってくれています。
このように家をきれいにできない理由としては、いくつか考えられますが、まずは意欲が沸かないことです。
うつ病になると何かをしようと言う気持ちになることが難しいです。
また、しようと言う気持ちはあっても実際に行動することがどうしても億劫で、体を動かして掃除に取り掛かることはできないのに
「やらなきゃ、やらなきゃ」
という気持ちだけはぐるぐる頭の中にあって、でもいつまでも寝ころんだままでいるという不毛な時間を過ごすことが多いです。
また、私の場合は体の疲れやだるさを感じやすく、万が一取り掛かれたとしてもすぐに疲れてしまったり、体調を崩してしまったりとすぐにやめてしまうこともあって片付けがいつまでたっても進まず、体調崩しながらもやってるのに部屋の状態は何も変わらないと言う状況になって、やる気を出して掃除をすることも無駄な労力だなぁと言う気持ちになることも多いですね。
最近、病院の先生に診断書を書いてもらうことがあり、書いてもらうにあたって「家をきれいに保つなど援助なしでできるか、援助や助言があればできるか、援助や助言があってもできないのか」という質問をされましたが、部屋をきれいにできるかどうかは精神障害の重さを見る一つの指標になっており、私の様に病気の為に掃除ができない人たちもたくさんいるんだろうなぁと感じました。
私は今、仕事をして自分の力で生きていくことを目指して生活をしていますが、生活するうえで家をきれいに保つことも重要な事なので、家のことも少しずつできるようになっていかないといけないなぁと思っていて、人生の課題の一つになっています。