集団療法
私の通院している病院で、対人恐怖のある人が対象の集団療法があった。
前回診察に行ったら、主治医の先生に、集団療法に参加してみないか、と言われたので、参加することにした。
↑前回の診察についてはこちら
そして、集団療法の当日がやって来て、病院に行った。
集団療法は、主治医の先生とは別の、カウンセラーの先生がやるから、初めて会うし、他の患者さんもまた初めて会う人ばかりだから、すごく緊張しながら行きました。
今回の集団療法は私を含めて4人だった。
まず、集団療法に参加することになった経緯についてそれぞれ話をした。
私は、幼稚園から場面緘黙症だったこと、20歳のときにうつ病を発症したこと、今でも強い対人不安があり、心療内科を通院していること、そして主治医の先生に集団療法に参加するように言われたことを話した。
すると、カウンセラーの先生は、
「でも、今なおさんは、話せてるね。場面緘黙症だったことが信じられないくらいだよ。」
と言ってくれた。
私は、同じように精神疾患や対人不安がある人の前では、
「この人たちも、私と同じ気持ちで参加しているんだ」
と思えるから、比較的話せるのだと思う。
健常者の中に入ったらこうはいかないんだよなぁと思いつつも、ちゃんと話せる場もあるんだなぁとわかったからよかった。
あと、今、放課後等デイサービスで短時間のバイトをしていることを話すと、
「なおさんは、自分にも話せなかった経験があるから、つまづいている子供たちの気持ちがわかるんだと思う。すごく合っていると思うし、子供たちと関わることがなおさんにとっても薬になると思うから、ぜひ続けてね。」
と言ってくれた。
正直、私はバイト先ではそんなに仕事できてないと思うし、子供たちの力になれてるとも思ってないけど、カウンセラーの先生にそう言われて、すごく励みになった。
そして、他の患者さんの話を聞いていて思ったのが、心の病気になるような人はやっぱり真面目すぎたり、完璧主義だったり、繊細だったりする人が多いんだろうな、ということ。
あまり詳しくは書けないのだが、こういった傾向にある人が来ていたし、この傾向のためにすごく生きづらくなってるんだろうな、と感じた。
カウンセラーの先生の話や、他の患者さんの話を聞いて、沢山のことを学べたと思うから、参加してよかったです。